按摩指圧マッサージは予防医学
医学には2つあります。
病気の治療を目的とした医学と健康の人を対象にした予防医学です。
按摩指圧マッサージは、まさにこの予防医学の1つです。
東洋医学は「未病を治する」が大事に思われています。
「未病を治する」とは病気を未然に防ぐことです。
病気を未然に防ぐにはいろいろな方法があります。
そのうちでも疲労の回復法としては按摩や指圧、マッサージが最適だと思っています。
疲れ切ったカラダやココロも真心こもる温かい掌(てのひら)の施術により快くよみがえり元気が復活します。
あん摩マッサージ指圧は実に不思議な疲労回復法です。
「手は不思議なくすりです」というコマーシャルがありました、毎日の仕事でそう感じる日々です。
人は疲労が溜まると心にも影響し睡眠も浅くなりますが、これが続くと疲労が溜まった先には病気の誘因となります。
心地よい按摩マッサージ指圧は心地よい睡眠に疲れた人を癒やします。
疲れも悩みも忘れかけて心地よい深い眠りに入り身も心も爽快となります。
按摩マッサージ指圧は、疲労の回復としてまた安眠法としても効果はとても大きいと思えます。

東洋医学の病気と回復のイメージ

東洋医学では病気は生体の歪みと捉えています。
歪みが治るのには反動が起こります。
歪ませてできた力が大きければ大きいほどまたゆがめてきた時間が長ければ長いだけ、それを元に戻すという働きには同じだけの逆の力が作用するわけです。
症状は歪みに抵抗している生体の働きです。
それが痛みであったり熱咳下痢などの症状であります。
症状が出たために私たちは歪みに気づきます。
あんま指圧マッサージなどの手技はなるべく時間かけてこの治療の反応を少なくし、快癒させようとしています。
病気が治るための反応の特徴はある程度体力が回復し気分が良くなり体が軽くなった状態の後に来ることです。
治療の反応は病人の無意識の傾向としても出てきます。
面白いことに慢性病は治療が進むとその経過を逆にたどることがあります。
激しい症状が出ることもあり患者の治療が中断されてしまうことがあります。
もちろん向こうで間違った治療あります。
多くの失敗は手技でこの病気を治してやろうとか自分の手技なら治せるといった考えに行ったときに失敗が起こるようです。
病気が治るための反応の特徴はある程度体力が回復し気分が良くなり体が軽くなった状態の後に来ることです。
多くは全身的な疲労感もしたくない状態横になって痛い熱や痛みのある時も休んでいればそれほど辛くない等々
そしてその後は気分が軽くなったと言うような状態です。