按摩マッサージ指圧の指の鍛える

指は鍛えたほうがいいのか?という話もあるけれどチカラの余裕があることはいいことです。
私は按摩指圧では確かに親指を酷使しました。
一度痛めてから人差し指の第二関節で揉むように工夫したらそのまま出来るようになった。

必要は発明の母だ。

増永静人先生も本に書かれていましたが指にタコが出来るほど酷使する必要はないと思います。(増永静人先生の本はオススメです。)
ただある一定の力があったほうが明らかにいろいろな方に対処することが出来ます。

強さの強弱は補瀉の効果に関わります。
弱い圧も強い圧も大切なのは適圧です。
強い圧を体が欲している時に弱い圧しか出来なければ、ツボは変化せず肩凝りの相手は欲求不満になるでしょう。

弱い圧が適応の人に強い圧をすると相手は、ただ痛いか防衛緊張よりコリは強くなるでしょう。

さて強い圧が出来るようになるには、毎日練習か臨床で強い圧に慣れている人で按摩マッサージ指圧をすることです。(いわゆる関節が柔らかくて大変な人は第2関節や肘を使ういこなすといい。

指の鍛え方ポイント

指を鍛える近道は毎日のトレーニング
– 一から二週間でできることはない
– 毎日少しずつ強く出来るように鍛える
– 毎日鍛えていると一週間前よりは明らかに強くなる
– 揉みや圧法は姿勢を工夫する
– 体重が指に載せられるようにトレーニングする
– 強さに関しては3年を目処に毎日練習する
– それと同時に違う部位でも使えるように平行して訓練する。

強い揉みや指圧が出来る指は、あなたがビギナーなら直ぐにはできません。
毎日少しでも強揉みの人を満足させられる様にトレーニングします。
昔は正座して太ももで練習しました。

また畳で練習した話も聞きました。
人のカラダを使わせてもらうのがベターだと思います。
私は、強揉みの人に当たる確率が高く2ヶ月目辺りからとても強い人にあたり、指名をいただきました。

最初は、指が腫れました。
3日目に指は痛いですが按摩マッサージ指圧が出来るように復活しました。
それから数人強揉みの人を毎週するようになりました。

慢性筋肉痛の状態になりました。
収まるまで2年かかりました。
2年間の中で親指が使えなくなったことがあります。

どうしたかというと先ほど書いたように他の指を使えるようにしました。
増永指圧で使われる人差し指の第二関節を使いました。
少し練習したら親指のように指圧や揉みが出来るようになりました。

今では五指の第二関節全てにタコが出来ています。

強い圧を出すためのメソッドを整理

  • 指を鍛える
  • 姿勢を工夫して体重を乗せる
  • 支持圧を使いこなす
  • 脇を閉めて肩の力を抜いて肘から指までに力がはいるようにする
  • もっと強い圧は、肘や膝を使います

もう一つのポイント

指を強くするというテーマから脱線しますが、指圧は外部の圧で変化させますが、内部から弛むようにするというのが気功などの方法です。

脳が緊張を解除するという信号はたしかにあります。
催眠などでも弛めることは可能です。

私には出来ませんが体験でも人が弛んだのを目の前で見たことがあります。
増永静人先生が書かれているように共鳴していかにバランスをとるかという視点が大切で変形するほど指を鍛えなくてもいいのではないかというのが今の感想です。